上の足音で夜が終わらない週がありました。そのとき一番やらなくてよかったのは、玄関に怒りの紙を貼ることです。相手が特定できても、あとがこじれます。

初動は地味です。日付、何時から何時、どんな音か。スマホの録音は、相手の部屋に入り込まない範囲で。ドアを蹴る、インターホンを連打する、は自分の立場を悪くします。

相談の順番は、管理会社、必要なら自治体の相談窓口、契約と被害の程度で専門家、です。メールで送ると記録が残るので、電話のあとに要約を一通入れます。「静かにしてください」より、「3/12 1:40〜2:10 重低音。同様が週4」のほうが担当は動きやすいです。

自分が出す側なら、時間帯、床、スピーカーの位置を先に変えます。防音マットは効く部屋と効かない部屋があります。効果を過大に書いている通販のレビューは、参考程度です。

国交省の賃貸トラブルの資料に、相談先の考え方が載っています。感情が先に立つ夜ほど、紙を見ます。

管理会社が動かないときは、同じ内容を再送するより、契約書の「禁止事項」や「相談窓口」の条文を引用したほうが早いことがあります。感情の長いメールは読まれません。短く、日付、条文、求めている対応、の3行です。

録音は、会話の相手に無断で、という話と、生活音の記録、は別です。後者でも、相手の私生活を狙って撮る形は避けます。玄関の内側で、音が聞こえる事実だけ残す。

引っ越しで逃げる判断もあります。更新月が近いなら、更新料を払う前に管理の対応を見ます。対応が「様子を見てください」だけなら、次の部屋の条件に「角部屋」「上階が共用」を足します。

管理会社の営業時間が終わったあとの騒音は、緊急かどうかで連絡先が分かれます。深夜の生活音は、翌朝のメールで足りることがあります。逆に、怒鳴り声や物が当たる音は、緊急性の判断になります。全部を「警察」にしないし、全部を「翌朝」にもしない。

記録は、カレンダーアプリの終日予定に「騒音 1:40-2:10 重低音」と入れるだけでも、あとで時系列が作れます。録音ファイル名が IMG_3829 だと、何の音か分からなくなります。

管理会社が「生活音の範囲」と返すことは多いです。そのときの材料は、時間帯と継続です。昼間の歩行と、深夜の重低音は別です。全部を騒音と呼ぶと、本当にひどい時間帯まで薄まります。

よくある質問

すぐ警察?

危険があるとき以外は、管理会社かオーナーが先です。警察は事件性があるときの話になります。