引っ越しのたびに、回線の解約で一度は何か払うことがあります。いちばん高いのは違約金ではなく、返却を忘れた機器の弁償であることが多いです。この記事では、解約ボタンを押す前に見ておきたい行をまとめます。

解約前に契約画面で見る行

解約の前に、契約画面で次を確認しておくと安心です。

  • 自動更新の月と違約金
  • 工事費の残債
  • レンタル機器の返却期限と送料はどちら持ちか
  • セット割を外すと携帯代が上がらないか
  • 新しい回線の開通日(空白の日を作らない)

工事費の残債は、月割で残っていることがあります。「違約金0円」と書いてあっても、残債は別行です。解約金シミュレータが違約金しか出さない会社があるので、工事費の行は契約書のPDFを開いて確認するのがおすすめです。

総務省や消費者庁の注意喚起は、営業トークの「今だけ」より先に読んでおくと、電話口で弱くなりにくいです。

機器の返却と受付番号を残す

レンタル機器は、モデムとONUと電話アダプタが別口のことがあります。一つ返して完了だと思い、アダプタだけ残して請求が来ることがあります。箱の中身の写真を解約前に撮っておくと安心です。

機器は指定の箱か袋で、期限までに出すのがおすすめです。受付番号はスクショしておくとよいでしょう。残債の最終請求は翌月の明細まで追っておくと、半年間「もう終わった」と思っていた請求が来たときに説明しやすくなります。

電話サポートの待ちが長い会社は、チャットのログが残る窓口のほうが、あとで「言った言わない」になりにくいです。解約受付完了のメールが来ないときは、受付番号をメモして翌日もう一度聞いておくと安心です。完了していない解約は、月がまたぐと日割りが乗ります。

新回線の開通日を先に決める

新回線の開通が遅れると、旧回線を止められません。止めないと二重請求です。開通日が確定してから旧の解約日を入れるのがおすすめです。営業に「同日に切り替えます」と言われても、工事日が入るまで旧は残しておくと安心です。

集合住宅の回線は、部屋の契約と建物の契約が別のことがあります。自分で解約したつもりが、次の入居者の開通に影響する、あるいは建物一括の解約ができず違約金だけ残ることがあります。管理会社に「この部屋の回線は個別解約できるか」を先に聞いておくとよいでしょう。

集合住宅の工事が「建物の配管の都合で遅延」になると、個人の違約金交渉は難しいです。遅延の書面をもらい、旧回線の解約日をずらす相談をしておくと安心です。口頭の遅延は、請求の免除に使いにくいです。

まずは契約画面で工事費の残と機器一覧を開き、返却期限と開通日をカレンダーに書いてみてください。

参考・確認先

  • 総務省(電気通信サービス・消費者向け案内の入口)
  • 消費者庁(本文で触れた注意喚起の入口。個別の解約条件は契約先が正)

よくある質問

Qクーリングオフできますか?

契約の取り方次第です。訪問販売など、特定の型なら話になることがあります。普通のオンライン申込全部に効くわけではありません。