入社の前週は、身分証の写真を何枚も撮ることになります。先にリストを出すと、人事とのメールが短くなります。この記事では、入社書類で落ちやすい点と、番号類を安全に出すための準備を短くまとめます。
転職全体の順番は 転職後にやること完全ガイド です。番号とカードと証明書の切り分けは マイナンバーでやること完全ガイド に分けてあります。
先に揃えておくもの
新しい会社が求めるものは、だいたい次のとおりです。
- 本人確認書類
- マイナンバーの提出方法(専用サイトか、紙か)
- 給与口座
- 通勤経路
- 扶養や保険の申告
番号類は私用の添付で回さないほうが安全です。会社指定の経路以外で「とりあえず」送ると、あとから再提出になります。マイナンバーカード のコピーを私用メールに付けないのがおすすめです。
マイナンバーの提出を、写真付きでチャットに貼るよう頼まれることもあります。会社の公式な経路でないなら、差し戻して正規の方法を聞くとよいでしょう。急いでいる人事ほど雑な経路を指定することがありますが、急いでいる側に合わせると、情報の残り方が雑になります。
番号と口座で詰まりやすい点
年金手帳をまだ持っている人は、基礎年金番号が分かる別の書類でも足りることが増えています。人事の案内文が古いことがあるので、届いた文面と今の運用が違うときは聞き返すと安心です。遠慮して古い番号のコピーを送ると、お互いの時間が消えます。
雇用保険の被保険者番号は、前職の離職票に載っています。ない人は、ハローワークで確認できます。新しい会社が「分からなければ空欄で」と言うこともあり、後から照会で戻されます。空欄で出さず、番号が分かるまで一日置くのがおすすめです。
給与口座は、ネット銀行が不可の会社がまだあります。内定のメールに書いてなくても、入社日前に人事へ聞いておくと安心です。入社当日に通帳を作るのは、都市部でも難しいことがあります。
通勤経路と扶養の申告
通勤経路は、定期の区間と実際に歩く経路がズレると、初月の精算で戻されます。地図アプリの経路をそのまま出す前に、定期券の規則を一度見ておくとよいでしょう。通勤経路の定期は、最短距離でないと出ない会社と、実乗車でいい会社があります。規則を読まずに定期を買うと、差額が自己負担です。経路申請の画面があるなら、承認が降りてから買う流れがおすすめです。
扶養の申告は、入社手続きの束の中でいちばん期限が短いことがあります。健保の被扶養者の認定 は、入社日に間に合わないと医療費が変わります。身分証より先に、家族の収入見込を集めることもあります。
住所表記の細かい指摘
履歴書と入社書類で、住所の表記が「ケ」と「ヶ」で違う、と指摘されることがあります。社内のシステムが全角に厳しいだけ、のことも多いです。指摘されたら合わせておき、深追いしないほうが早いです。
まずは提出経路とマイナンバーの出し方だけでも、人事の案内を一行ずつ確認してみてください。
参考・確認先
- 勤務先の人事・入社手続き案内(提出経路・必要書類)
- デジタル庁(マイナンバー関連案内の入口)
よくある質問
Qマイナンバーはコピーを送ればよいですか?
会社の指定した経路だけで出すのが安全です。使い回しの画像は送らないほうがよいでしょう。
